こんにちは。4月15日から3泊4日で大分県別府に子連れ旅行に行ってきました。今回はじいばあの予定も合ったので初の3世代旅行となりました。
そもそも東京から幼子2人を連れてなぜ別府に3泊4日?と不思議に思う人も多いはず(笑) 私も自分で決めておきながらそう思いました(笑)
ちなみに数ある観光地から別府を選んだ理由は👇①~③を満たすホテルがあったからです。そう、それは杉乃井ホテル。子連れ旅としては天国のようなホテルでした。
①大人が楽しめて(=温泉)、子どもも楽しめる(=屋内プール、キッズルーム、ゲーセン、プロジェクションマッピング、噴水ショーなどが充実)
②50平米以上、土足じゃない、ベッドがハリウッドツインになっている(子2人に添い寝するのに楽)客室
③旅行費用全額で3泊4日 4人で20万以内(レンタカーや食費など含む)
もちろん流行りの宮古島や沖縄にもあったのですが、せっかく夫婦共に育休中なので、今後きっとわざわざ行くことがないであろう場所として、あえて別府にしたわけです。
結果、別府にして大正解でした。子連れにとって天国のようなホテル、杉乃井ホテルの魅力を中心に別府旅行のレポートをします。
どこかの子連れファミリーのお役に立ちますように。
目次
【ホテル情報】天気に関係なく、杉乃井ホテル内だけで子どもが120%楽しめる!これが最大の魅力。
杉乃井ホテルの最大の魅力は、ホテル内だけで子どもが120%楽しめるところです。リゾナーレやエピナールももちろんそうだと思うのですが、
規模とコスパを考えたら私は断然杉乃井ホテル推しです。オシャレさや映えはあまりありませんが、リゾナーレの半額ですからね。大満足です。
ちなみに2歳9か月になる息子の日常は、朝7時前には起床し、公園をハシゴして、昼寝1時間して、夜21時過ぎから真っ暗にして寝かしつけを始めても、眠るのは23時前なのですが、
杉乃井ホテル滞在中には21時前に寝落ちでした。それだけ子どもがはしゃげる場所なのです。
子どもがはしゃげる場所というのは、大人にとっても楽なんですよね。なので大人もリラックスできました。
というわけで杉乃井ホテル内で息子が大興奮だった施設を中心にレポートします!
*杉乃井ホテルの施設MAPはこちら☞hotelmap
子連れ的神ポイント① 館内の移動バス
巨大なホテルのため、移動は基本的にホテル内シャトルバスを使います。このシャトルバスは待ち時間はほぼ0です。いつでもすぐにバスが来ます。
大人的にはいちいちバス移動するのって面倒なんですけど、子どもにとってはバス移動自体が1つのアトラクションのようなものです(笑)
子連れ的神ポイント② 子どもを飽きさせない工夫が凝らされたビュッフェ形式のレストランが2つある
ビュッフェ形式のレストランは2つ。「シーダパレス」と「シーズテラス」です。
「シーダパレス」はこんな感じ。
子どもメニュー(から揚げやポテトなど)が置いてある場所の近くの席は、もう完全にファミリー仕様。
頭上を電車や機関車がぐるぐる走っていて、絵本もたくさん置いてありました。
ビュッフェの中央には大きな水槽があって魚がたくさん泳いでいます。
息子はそもそも食にあまり興味が無くて、外食の醍醐味は家では見せてもらえないスマホでYouTubeが見れることだけ(笑)
なので、ビュッフェの席に着いた瞬間、「父ちゃんのケータイで恐竜のYouTube見るの!!!!」と机をたたいて超催促(苦笑
YouTube見せないと、「お外行く!ごちそうさま~」ってなるから大人の胃を満たすために無くてはならない存在。
もちろんビュッフェではほとんど食べません。しかしそうは言っても人間だから、結局部屋に戻ると「おなかすいた。お弁当食べる」というんです。
そんなとき、タッパーが本当に役立つんです!!我が家は最近常にタッパー持参。
敷居の高そうなビュッフェだと注意されそうでなかなか出来ませんが、杉乃井ホテルはよくも悪くも巨大なうえガヤガヤしているから
全く問題なくタッパーに息子の好物を詰めることができました。もうこれが本当に助かった・・・!!
部屋に戻るなり、新緑を眺めながら1人優雅に弁当タイムの息子(笑)
もう1つのビュッフェレストラン「シーズテラス」はこんな感じ。
噴水と別府の街並みを見下ろせるテラス席。(室内席ももちろんあります)
ベビーフードとエプロンはどちらのビュッフェレストランにもありました。(もちろん無料)
テラスのソファ席ではしゃぐ息子。子連れが多いからみんな寛大な目で見てくれました(たぶん)
テラス席から見える別府の街並みビュー。
子連れ的神ポイント③ まさに理想の客室!中館6階エルミタージュフロア
本館やHANA館は古いんですが、中館は新しくて綺麗でした。
我が家が泊まった部屋は中館6階のエルミタージュフロアでした。エルミタージュフロアは杉乃井ホテルで1番良い部屋で
ちょっと値が張ったので、「中館おまかせプラン(約16,000円/人)」で予約して、備考欄に別府旅行への思いとエルミタージュフロアを希望する理由を800文字くらい書き、電話までしました(笑)
それが功を奏したのか、エルミタージュフロアの部屋になりました!朝夕食事つきでこの部屋が1人16,000円て、なかなかコスパ良いと思います!
部屋はこんな感じ。土足ではなく靴を脱ぐタイプの部屋です。私、どうしても土足の部屋が嫌なんです。
息子が床に走らせた恐竜や車のおもちゃを娘が舐めたりするし、息子が風呂上がり全裸で床に寝っ転がられたりされるのが本当に嫌で(笑)
広さも57平米あり、快適!
きれいだった部屋も30分と経たずしてこの荒れよう(笑)↓
何が良いってこのベッド、キングサイズベッド2台がくっついているんです。
一応ベビーベッドも使いますが、娘の夜中の授乳時、みんなで川の字でベッドで寝れるのって楽なんですよね~!
息子も嬉しそうだし、我が家的にはキングサイズベッド2台がくっついているのは本当に求めていた部屋なんです。
ちなみに和室部分に布団を敷いて寝ることもできます。(クローゼットに布団がありました。スタッフの方が敷きに来てくれます)
新緑ビューで景色もよかったです。
露店風呂付でした。子どもたちの風呂はここで済ませました。露天風呂付も我が家的には必須条件でした。
息子の気分が風呂モードになったときに、すぐに風呂に入れたいからです。(笑)
子どもたち楽しそうに長風呂していました。
洗面台は2つありました。
それから、部屋の隣にあったドリンクバー(エルミタージュフロア宿泊客の無料特典)が本当に良かった!粉ミルク作る際のお湯や、
子どもたちが寝たあとにコーヒーをサクッと飲んだり、息子が突如ジュース飲みたいって言ったときにすぐ取りに行けるし、重宝しました。
子連れ的神ポイント④ アクアビート(屋内型プール)
ホテルに着くなり、「プール♪プール♪」と言っていた息子。杉乃井ホテルにはプール施設が2つあるのですがまず初日はアクアビートに行きました。
フロントからシャトルバスに乗って1分ほどで到着。入り口から大興奮の息子。いろんな海の生き物がお出迎えしてくれます。
屋内なので天候に関係なく泳げます。暑いくらいでした。こちらは波のプール。
波のプールの裏に、複数スライダーがあったり、0歳1歳児向けの赤ちゃん滑り台プールもありました。
写真は撮りそこねましたが、洞窟みたいなプールにはサルやゴリラ、鳥などいろんな動物の置物があったり、滝があったりして
息子も楽しそうでした^^このベンチは3時間300円/台でした。
プールで楽しんだ後、シャワーついでに体も髪も洗って、息子のお風呂をはしょりました。
プールのところにあるシャワーは、ちゃんとホースが伸びるシャワーだったので問題なく子どもを洗えました。
固定式のシャワーだと洗いづらいですからね~。
子連れ的神ポイント⑤ ザアクアガーデン(温泉プール)
翌日は2つ目のプール「ザアクアガーデン」に行きました。ここは屋外なのですが、ぬるめの温泉なので、4月半ばでしたが快適にプールを楽しめました。
別府の街並みを見ながらのプール、幸せな時間を過ごせました。プールサイドにはデッキチェアもありました。(無料)
アクアガーデンには、塩分濃度の濃いゾーンのプールもありました。夫は気持ちよく浮いていましたが、私は運動オンチのせいなのか沈みました(笑)。
子ども浮きわの貸し出しは500円でした。息子が、「○○ちゃん(娘)も浮きわ欲しいって!!」ってしきりに言うので借りました。
じゃぶじゃぶ池的なプールもありました。
ここのザアクアガーデンの下の階には、杉乃井ホテルの「売り」であろう「棚湯」という温泉大浴場があり、ロッカーも同じ場所だったので、プール☞お風呂に直行できて楽でした。
ホテルのスタッフの方も子連れ慣れしているからなのか、私と娘の水着の水切りをしてくれたり、ベビーソープをもってきてくれたり、心遣いがありがたかったです。
0歳9か月の娘は絶賛人見知り中で、私じゃないと泣き狂うため、私&娘、夫&息子のペアで温泉に入りました。
大浴場に夫&息子ペアで入るなんて1年前には考えられなかったなー(感涙)
子どもが2人になると、父親が上の子どもの世話をせざるを得なくなるシチュエーションが増えるので父と上の子(息子)の絆がホントに深まりました、うれしいです。
どうやら恐竜を持参して父子20分以上棚湯に入っていたそうです。
ちなみに夜18時くらいからザアクアガーデンで1時間毎に噴水ショーをやっていて、見に行きたいと思っていましたが、
夕飯のバイキングから部屋に戻る頃にはもう息子が眠そうだったので、見れませんでした。
子連れ的神ポイント⑥ スギノイボウル(ボーリング場)
プール☞温泉大浴場と楽しんでも、まだ元気な我が息子。ちょうど宿泊特典でボウリング2ゲーム無料チケットがあったので、風呂上がりにボウリングをしました。
ボウリング靴は15センチ。ボールが重くて持てない幼子のために滑り台みたいなのをレンタルし、ガータにならないノーガーターレーンでやりました。
子連れ的神ポイント⑦ キッズランド(スギノイボウル隣)
ボーリング場の隣にはキッズランドがありました。この導線なので、もちろんボウリングからのキッズランドです。
ほんとどんだけ元気なんだ(笑)!!ここのキッズランドは有料で1歳~30分600円でした。
30分間だけど、エンジョイしすぎて汗だくになっていました。娘もボールプールを楽しんでいました。
子連れ的神ポイント⑧ 巨大なゲームセンター
朝6時過ぎからやっている巨大なゲームセンター。不機嫌になってしまった息子のご機嫌取りにかなり役立ちました(笑)
はやぶさとのぞみに乗って、夫が恐竜のUFOキャッチャーでスピノサウルスとステゴサウルスとプラシオサウルスを取って気分はV字回復しました。
子連れ的神ポイント⑨ プロジェクションマッピング
④で紹介したアクアビート(プール)の建物に投影したプロジェクションマッピングがありました。
ライオンやゴリラなど動物の映像でした。エレベーターにプロジェクションマッピングの告知ポスターが貼られていて、それを見て
連日息子が「ガオー!!ライオンがいるねえー!」と楽しそうに言っていたので、喜ぶだろうと思って見せたかったんですが、日中遊び倒しすぎて夜寝落ちしてしまい、
息子は見れずじまいでした。残念・・。
結局息子が寝てから、夫と娘と私で見に行きました。大人が見ても楽しかったです◎10分間という上映時間もちょうどよかった。
ちなみに夜のホテル内の電飾は毎日こんな感じ👇私の顔が気持ち悪いけど、電飾はきれいでした。娘もじっと見ていました。
【別府観光】大分名物とり天は、「レストラン東洋軒」がおススメ!
3泊4日の大分旅行の大半は杉乃井ホテル内で楽しみましたが、初日と2日目の午前中は大分観光を楽しみました。
まず初日、大分空港に到着した足で、レストラン東洋軒で昼ご飯を食べました。座敷席があったので子連れでもストレスフリーでした。
息子はから揚げが大好物なので、とり天はとても気に入ったらしく、たくさん食べていました♪ 珍しく外食時YouTubeを見なかったですからね(笑)
とても美味しかったです。ただ人気店なので、12時前に入店した方がよさそうです。
【別府観光】子連れ湯布院はサクッと散歩程度がベスト
東の軽井沢、西の湯布院と言われているように、湯布院はおしゃれで落ち着いていて大人的には素敵な場所でしたが、
子ども的には退屈そうでした。加えてアジア勢の観光バスが何十台も停まっていて、わんさかしててちょっと危なかったです。
別府がこんなにもアジア系観光客がひしめいている地だとは知りませんでした。びっくり。
もし子連れじゃなければ、湯布院玉の湯のカフェに行きたかったなあ。👇 素敵な場所でした。
カフェには行けなかったけど子どもたちの写真が撮れたので満足。
湯布院フローラルビレッジは子連れにおススメ!
湯布院自体は大人向きですが、フローラルビレッジは子どもも楽しめます。
20分くらいで回りきれる規模感とメルヘンチックな可愛い世界観、ウサギやリス、ヤギにエサをあげたり、猫カフェ、フクロウカフェがあったり、
子連れでのサクッと散歩にちょうどいい場所でした。猫カフェとフクロウカフェは5歳以上でないと入れないとのことで息子は残念そうでした。
【別府観光】温泉ツウなら絶対行くべき!別府温泉保養ランドは超名湯だった
源泉数、湧出量ともに日本一の別府。さすが別府!と感じました。想像以上の名湯でした。
別部温泉保養ランドは、別府八湯のなかでも特に硫黄の含有量が多い「明礬(みょうばん)温泉」で、紺屋地獄に位置する場所です。
男女別の屋内風呂と混浴の露天風呂があります。屋内に洗い場はありますがボディソープ等はありません。まあ、こういう秘湯は湯につかるためだけの場所ですからね。
何が最高だったかって、露天風呂の泥湯です。底からブクブクと泥が沸き上がってきていて、その泥を体や顔に塗って入浴。天然の泥パックです。
今まで、自分の中の温泉ランキングNO1は秋田の乳頭温泉郷でしたが、別府温泉保養ランドに変わりました。
混浴とはいえど、女性エリアは板塀で目隠しされていたり屋内の鉱泥大浴場から女性専用の出口があったので、比較的入浴しやすいと思います。
湯自体がめちゃくちゃ白濁しているので、湯の中での移動はまったく問題ありません。
ただしこの湯は刺激が強すぎるので、小学生以下の子どもの入浴はNG。入り口にこんな看板があるくらいですからね(笑)👇
なので、じいばあに子どもたちを託して夫婦で入浴してきました。
この道を進んだ先に脱衣所と風呂があります。
いたるところでこの湯けむり!
余談ですが、東京に帰ってきてからこの日に着ていた服を洗濯したら、一緒に洗濯した衣類すべてが超硫黄臭になりました(笑)
それくらい強烈な湯です。なので湯治で長期間訪れる方も多いそうです。
【別府観光】別府の砂風呂はイマイチ。おススメしません。
もともと鹿児島県の指宿の砂風呂にずっと行きたいなと思っていたので、別府にも砂風呂がある!!とワクワクで行ったのですが、
本当に残念でした・・・・。期待ハズレ・・・。
私たちが砂に埋もれているあいだ、子どもたちはじいばあと足湯に浸かったり石で遊んだりして良い子で待っててくれました。
残念ポイント① 砂がぬるすぎる
砂がぬるすぎて汗ばむどころかむしろ肌寒いくらい。公園の砂場に埋まっているような気分になりました。
残念ポイント② アジア勢の団体観光客がわんさか混み合っていてカオス
砂風呂のスタッフの方々はみんな親切で良かったのですが、なにせ色んな国の観光客がひっきりなしに来ているからスタッフの方々もてんやわんや。傍目から見てもパンクしそうでした。
脱衣所やシャワー室も砂まみれだし、なんとも落ち着かない空間でした。
【大分空港】キッズルームのレベルが高い
今まで子連れでは沖縄と石垣島に旅行に行きましたが、どちらも空港に早く付いた際の暇つぶし場所が少ないなあという印象でした。
が、大分空港は充実したキッズルームがあったおかげで搭乗時間まで親子ともに楽しく待つことができました。羽田空港のキッズコーナーより全然良かった。
絵本やおもちゃもあり、滑り台と小さいアスレチック、乗れるサイズのRody(?)も4つあり、
隣にはきれいな授乳室、おむつ替え、アンパンマンのジュースの自販機もありました。しかも貸し切り状態。
さらに隣にはカフェもあったので、コーヒーを買って飲みながら子どもが遊ぶ姿を見ることもできました。
あと、大分便、飛行機もよかったです。我が家の子連れ旅行はいつもANAを使っていますが、以前石垣に行ったときは、オフシーズン(11月)にもかかわらず
満席で、かつ機内で映画を見れなかったのですが、今回大分便はガラガラだったので1列使わせてもらえた&飛行機が新しかったので
機内でドラえもんやアンパンマンなど色々見れて快適なフライトでした。
子連れであまり選ばれない地こそ穴場なのかもしれませんね。
まとめ
3泊4日の三世代別府旅行、最高でした。大人も温泉でリラックスできたし、子どもたちもじいばあに懐っこくなったし、
特に息子が連日すごく楽しそうだったし、父子の絆も一層深まったし、もういうことがありません。
きっと沖縄とか北海道でも楽しい思い出になったと思うけど、子連れ目線で杉乃井ホテルのクオリティを超えるホテルって
なかなか無いよなあと思います。それくらい子連れ的には最高のホテルでした。温泉もグルメも◎だったし
ぜひ子連れ旅行先の候補地として別府を検討してみてはいかがでしょうか^^